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第28回 日本眼科手術学会
(2005年1月28日〜30日 大阪)

会場今学会では屈折矯正手術領域に関し、Phakic IOLが大きく取り上げられた。当院では最強度近視眼に対するPhakic IOLとレーザー屈折矯正手術の治療成績について、比較検討の報告を行った。従来のLASIK、LASEK等成熟した治療技術と最新の治療技術の治療技術による、より良いQuality of Visionの実現に向けて、多数の報告と議論がなされた。

■セッション『角膜・結膜』

● 一般講演『最強度近視に対する屈折矯正手術』
 北澤世志博・亀井千夏・山村基成・堀川良高・高橋洋子・土信田久美子

発表する北澤世志博医師最強度近視の屈折矯正手術は、角膜厚に余裕があればLASIK(Laser in situ keratomileusis)が可能だが、そうでない場合はLASEK(Laser epithelial keratomileusis)やPhakic IOLが選択肢となる。今回我々は最強度近視に対するこれらの成績について検討した。

対象は-10Dを超える最強度近視で、術後全角膜400µm以上残るLASIKを、それ以下になると予測される症例ではLASEKまたはPhakic IOLを選択した。Phakic IOLは虹彩支持型のARTISAN(OPHTEC社製)を使用した。方法としては術後3ヶ月に自覚的屈折値、裸眼視力、矯正視力を測定し、Safty Index(術後平均矯正視力/術前平均矯正視力)、Efficacy Index(術後平均裸眼視力/術前平均矯正視力)、裸眼視力1.0以上の割合を検討した。

Safty Index、Efficacy IndexともにPhakic IOL、LASEK、LASIKの順に高く、術後1ヶ月時点での裸眼視力1.0以上の割合はそれぞれ96.4%、86.8%、74.4%であった。結論として、最強度近視の屈折矯正手術は、視力に関してPhakic IOLが最も安全かつ有効であったが、これはこの測定時期にLASIKではリグレッションが起こり、LASEKでは角膜上皮下混濁で視力低下があるためと思われた。


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