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視力回復レーシックと角膜の関係

レーシックと角膜の関係

レーシック角膜のみに施術を行います。

角膜は、縦10mm、横11mm、厚さ0.5~0.6mm程の透明なドーム状の膜で、水晶体と虹彩を覆う形で存在しています。

角膜の拡大図

角膜は5つの層で構成されています。

  • 角膜上皮層

    角膜上皮層
    形状
    • 厚さ:約50μm(0.05mm)
    • 角膜の一番外側にあります。
    役割
    • 角膜上皮層は、まばたきにより常に涙で潤い、細菌・ウイルス・ゴミなどの異物が侵入しないように角膜を保護しています。
    • 角膜は光を取り込むために透明でなくてはいけないため、血管が通っていません。そのため、涙から酸素を取り込む役目を果たしています。

    角膜上皮層は新陳代謝が行われており、常に新しい細胞が作られ生まれ変わっています。表面が傷ついた場合も時間の経過と共に自然治癒します。そのため、エピレーシックラセックPRKでは角膜上皮層にフラップを作ります。フラップは上皮細胞層の新陳代謝により消滅します。

    これらの手術方法が格闘技のような激しいスポーツをする方(強い衝撃によりフラップがずれる可能性のある方)に適している理由はここにあります。その他、角膜の厚みが足りずレーシック不適応の方でも適応となる場合があります。

  • ボーマン膜

    ポーマン膜
    形状
    • 厚さ:約10μm(0.01mm)
    • 薄い膜で、コラーゲン繊維で作られています。
    役割
    • 角膜の強度を保ち、保護すると言われていますが、はっきりとは解明されていません。
    • ボーマン膜の上部にある基底部で上皮細胞が作られます。
    エピレーシックラセックPRK手術では、エキシマレーザーの照射でボーマン膜が取り除かれますが、支障はありません。
  • 実質層

    実質層
    形状
    • 厚さ:約400~500μm(0.4~0.5mm)
    • 角膜の中で一番厚い層で、角膜の90%を占めます。
    役割
    • 外から入ってきた光を屈折させる重要な役割をしています。

    レーシックでは上皮細胞層から実質層の一部分まででフラップを作成し、エキシマレーザーを実質層に照射します。

  • デスメ膜

    デスメ膜
    形状
    • 厚さ:約10μm(0.01mm)
    • 角膜実質層の下層、角膜内皮層の上層に存在する薄い膜です。
    役割
    • デスメ膜は強度が高く、角膜に強い刺激が加わった際に、角膜全体の形を保つ働きがあります。実質層と内皮細胞層を密着させています。
    レーシックでは、デスメ膜を治療することはありません。
  • 内皮細胞層

    内皮細胞層
    形状
    • 厚さ:約10μm(0.01mm)
    • 角膜の一番奥にある層です。
    役割
    • 角膜組織に酸素と栄養分を補給しています。角膜には血管がないため、角膜内皮層は血管に代わって、角膜全体に酸素や栄養分を供給するという大切な役割を果たしています。
    • 角膜はとてもむくみやすく、水分が染み込むと濁ります。角膜内皮細胞は、角膜全体に染み込んだ水分を常に汲み出し、角膜の透明性を保っています。