


1969年11月7日生まれ。2004年アテネオリンピックMTB日本代表であり、4度の全日本選手権優勝、2002年釜山アジア大会金メダルなど名実共にトップMTBライダー。日本体育協会コーチ、マウンテンバイクインストラクターの資格をもち、今後は、スペシャライズド・ジャパン・アドバイザーとして、広くスポーツバイク普及にも邁進していく。
以前からレーシックに興味はあったものの、リスク・リターンがネックになっていました。ソフトコンタクトレンズを使っていたんですが、コンタクトのほうがレーシックよりもリスクがあるんじゃないかと考えるようになっていた時、今年(2009年)3月に南アフリカで開催されたレースで、コンタクトレンズのデメリットを痛感し、レーシックを受けようと思ったんです。普段のクロスカントリーなら、1日でレースが終わりホテルなどに泊まるんですが、今回はステージレースと言って、走ったらキャンプサイドで寝て(野外泊)また翌朝5時に起きて7時にレーススタート、昼過ぎに帰って来てケアしてご飯を食べて寝るという生活が7日間ありました。
テント生活では灯りの確保や衛生状況など、コンタクトをとてもいい状態で扱える生活環境ではなかったんです。走っている間は埃も乾燥もすごくて、だんだんその辺のシビアさが増してきて、コンタクトをちゃんと扱えず煩わしく思いました。もし避難生活だったら生きていけないんじゃないかって感じたほどです。過去のレースで、ストップ&ゴーの時のわずかな風の流れを受けて片方のコンタクトが外れて走れなくなったことがあるんです。片眼では、転ばない程度に走れたら嬉しいぐらいの感じなので、とりあえず無事に帰ることはできても、早く走ることはとても無理なのでレースにはならないですから。
レーシックを受けるにあたり、ウェブでいろいろ調べたり、周りの人の話を聞いて、知れば知るほどクリニックの優劣というか格差があると思いました。神奈川クリニック眼科は、ホームページやパンフレットなどを見ても安心感がありました。来院した時も「これがこうだから安心ですよ」っていう説明があって、逆に不安的な要素を覚えなかったですね。「何が不安ですか」って言われたら、あれもこれもそれも安心だから不安はないなって。
それに神奈川クリニック眼科の先生がレーシックを受けたDVDが流れていて、結構インパクトがありすごく良かったですね。例えばプロとして道具をPRした時、「これを使うといいですよ」と言っても、実際に自分で使っていないと何かどうかなっていうことがありますよね。
手術は、レーシックを受けた知り合いからある程度聞いていたので何となくイメージはしていました。視覚的にちょっと怖かったですけど、先生やスタッフの人たちは「はい、大丈夫です、いい感じですね」って非常に普通で、さらりと手慣れてやってくれるので、受け手もさらりさらりって感じになり
逆にそれが良かった気がします。手術直後から視力が上がっていることを実感したんですが、見えることに違和感というかすごく不思議でした。
手術当日の夜は、眼がヒリヒリする感じで涙目になったので早く寝ましたが、翌朝には痛みはなくなっていて、若干乾燥はあったんですけど、普通に自転車(MTB)に乗れそうなほどよく見えるようになっていました。
手術後初めてオフロードで自転車(MTB)に乗った時、薄暗い林の中で石や岩、木の根っこなどが一瞬でパッと全てがキレイに鮮明に見えたんです。曲がったりしながらチャチャって見ただけで、ここだったらタイヤ1本通せばいいかなっていうのが瞬時に判断できて、手術前とは大きな違いでした。ブレーキを離すとそこのラインスピードが上がり、どんどんスピードが出れば出るほど早く判断をして走らないといけないから、そこにズレが生じてくるんです。今はスピードが上がっても自然と見えてくるから、見えることによってスピードが上がって、スピードが上がってもまた見えるから安心して安定的に走れるんです。
「うわぁ〜俺、上手くなったなー」って思うぐらい、スムーズに早くラインをトレースできるようになって、すっごく感動しました。
コンタクトの時は普通に視力が出ていても、この辺はいいけどあの辺はよく見えないみたいな、何となくボヤっとしてましたが、今はポイントじゃなく面、エリアで見えるから視野が広がった感じです。ギュっと見なくても、面で見えることで動きのスムーズさも増し、特に下りが速くなった気がします。今は眼のことを全く気にせず走りに集中できるので、スポーツという仕事を通すとレーシックの効果は大きいですね。
日常生活ではいろんな意味でスリムになりました。朝起きてから夜寝るまで、手間が全然かからないからルーティーンが大幅に減りました。コンタクトや眼鏡の管理に準備、忘れ物がないかなどを気にすることなく遠征にも行けるので、生活の中で時間的、そして精神的にも余裕ができたと思います。
車の運転もものすごく違います。コンタクトを使っていた時は見づらかったですし、集中して見ていたせいか眼の乾きや疲れをすごく感じました。多少のハロー・グレアはあるんだろうけど、私は全く気にならず驚きです。
今後は趣味でトライアスロンをやりたいです。安心して思いきり泳げそうなので、宮古島やハワイなどで楽しみたいですね。
眼がよくなったら生活はがらりと変わります。レーシックを受けることは生活を変えるための一つのステップで、すごく奥行きや幅が広がり、生活やスポーツ、仕事などにおいて楽しみが増えると思います。私はレーシックを受けて一番良かったことは、見えないものが見えるって言うぐらいの勢いでよく見えるようになりました。以前は解像度がすごく低かったなって実感するほど(笑)、いろんな色もよく見えて、世界が鮮やかになった気がします。