キャラメルボックス加藤昌史さんのウェーブフロントレーシック体験談 生まれて初めて、裸眼で舞台を見る 舞台俳優は、コンタクトに苦しめられてきた。

加藤昌史さん写真02眼鏡で芝居っていうわけにはいかないから、舞台の俳優はみんなコンタクトをしているんですが、集中して目を見開く芝居とかやってると、レンズがポロッて落ちちゃうんですよ。使い捨てのレンズならまだいいんですが、稽古中に落としちゃおうもんなら、「ちょっと待ってー!」って大騒ぎになって(笑)。本番中に落とした人もいましたが、それは当然諦めることになりました。可哀相ですけど。やっぱり泣く芝居があると落ちちゃうじゃないですか。涙ごと。だからコンタクトにはみんな苦しめられてきてるんです。

僕はもう舞台には出ていませんが、うちの劇団の公演を生まれて初めて裸眼で見ることができて、それはもう感動しました。レーシックを受ける前は、どうしても遠くが見えないから、眼鏡をかけていても役者の細かい表情の演技とかが見づらかったんですね。

仕事でも、集中力が違います。

写真が趣味というか、舞台の写真を撮ることがあって、コンタクトは、写真撮るにはダメなんですね。決定的瞬間を撮ろうとして集中してると、まばたきもしなくなる。そうするとコンタクトだと、ベコッて浮いちゃうんですよ。だからしょうがなく、カメラのファインダーに眼鏡をくっつけて撮らなきゃいけなかったんです。

それでも眼鏡のレンズに、(ファインダーのところの)ゴムの跡が付いたりして汚れてくるんです。そのうち「あれ?ピント合ってないよ?」ってことになって、わざわざ途中でレンズを拭かなきゃいけない。集中して写真を撮ってると汗も出てくるじゃないですか。でも、それも拭くに拭けないまま、撮り続けていたんです。

それが今はもう、撮り放題。以前より倍くらいの量を撮るようになっちゃって、周りから「撮りすぎだよ」って(笑)。眼鏡のことを気にしながら撮ってたっていうのは、あとからわかりましたけど、集中力がアップしたって感じですかね。余計なことに気を取られずに、仕事に集中できるようになりましたよ。


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